「子供達に自分の価値を知る教育を」

 子ども達に触れる中で最近特に感じるのは、多くの子どもたちが低いセルフイメージを持っているということです。ある学校で高校生に取られたアンケートでは「あなたは自分の存在が必要だと思いますか」という質問に対して1/3の生徒が「必要だと思わない」と答えたということです。そこには「自分がいてもいなくても世界は変わらない」とか「生きている意味がわからない」「毎日がつまらなく、喜びも希望もない」という回答が記されていたそうです。自分という存在がわからないため、家、学校、塾と場所によってキャラを演じ分けているという子もいます。

 心理学者のダニエル・ゴールマンは「EQこころの知能指数」という本の中で、多数の親や教師にアンケートを取った結果、今の子どもは昔の子どもより感情面で病んでいるということが世界的傾向として確認されたと報告しています。そしてかつてはIQにばかりに関心が向けられていましたが、人生を成功に導くうえで、IQの影響力は多く見積もってもせいぜい20%。実は人生を成功に導く要因は、IQよりも、情動の自己認識、自制心、相手の気持ちを感じ取る共感能力、協力しあう社会的能力、苦難の中にも自分自身を励ます能力といったEQ(こころの知能指数)のほうが断然大きいというのです。当教会ではそのような問題も含め、明るく伸びやかな児童育成を目指し、子どもと大人が一緒に遊び、聖書に耳を傾け、自分の価値と生き方を知り、安心して過ごせる子どもの居場所を目指しています。

 自分の存在価値を知るには、幼児期・児童期の教育がとても大切です。それはその子の一生を左右します。そのためにも、家庭や学校ではできない体験を、ぜひ教会学校を通して知ってもらえればと願っています。(子ども教育は、家庭教育抜きにできるものではありません。教会学校で学んだことがご家庭での生活でも活かされるよう、保護者の方も一緒に参加してくださると嬉しく思います。見学もどうぞ。)

 年間の特別プログラム

●1月 新年お楽しみ会 ●1月 新年お楽しみ会 ●2月 スキー
     
●4月 スプリング・フェスティバル ●7月 サマーキャンプ ●7月 サマーキャンプ
     
●8月 宿題お助け会  ●8月 宿題お助け会  ●9月 高齢者施設訪問
     
●10月 オータム・フェスティバル ●10月 オータム・フェスティバル

●10月 芋煮会

     
●10月 芋煮会  ●11月 子ども祝福式 ●12月 クリスマス祝会
     
   
●12月 クリスマス祝会    

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